【iPhone】「マナーモード(消音モード)」の使い方まとめ【設定方法】
iPhoneで「マナーモード」を設定する方法をまとめました。
- マナーモードの切り替え方
- バイブレーションの設定方法
- アプリやアラームの音を消す方法
など、マナーモードに関する疑問点に、中古スマホ販売のプロ「にこスマ」が丁寧にお答えしていきます。
困ったときの対処法も解説しているので、ぜひご覧になってみてください!
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「マナーモード(消音モード)」の設定方法
iPhoneのマナーモードをオンにすると、着信音や通知音が鳴らなくなります。
ただしアプリやアラームの音には適用されません。
マナーモードが適用される音 | マナーモードが適用されない音 |
---|---|
|
|
マナーモードを設定・解除する方法
iPhoneのマナーモードは、本体左側面にある「着信/サイレントスイッチ」で設定・解除できます。
スイッチの状態 | オレンジ色が見えない | オレンジ色が見える |
---|---|---|
マナーモード | OFF(着信モード) | ON(消音モード) |
スイッチを切り替えると、画面上に現在の状態を示すアイコン表示されます。
バイブレーションのあり・なしを切り替える方法
バイブレーションのON・OFFを切り替える方法は、次のとおりです。
- 本体の「設定」>「サウンドと触覚」を開く
- 「バイブレーション」の「着信モード選択時」・「サイレントスイッチ選択時」をONまたはOFFにする
設定によって、マナーモード時のみバイブレーションをON(またはOFF)にできます。
バイブレーション | 着信モード選択時 | サイレントスイッチ選択時 |
---|---|---|
常にON | ON | ON |
マナーモード時のみON | OFF | ON |
マナーモード時のみOFF | ON | OFF |
常にOFF | OFF | OFF |
マナーモードでも音が出る原因と対処法
先にお伝えしたとおり、マナーモードが適用されるのは、下記の3つのみ。
- 着信音
- 通知音
- スクリーンショット(iOS 10.2以降)
アプリやアラームの音を消したい場合は、それぞれ操作が必要です。
アプリの音も消したい場合
動画や音楽、ゲームなど、アプリの音を消す方法は次のとおりです。
- (音を出している状態で)本体左側面の「音量を下げるボタン」を音量を押す
- 音量がゼロになるまで連打(または長押し)
iPhoneの音量は3種類ある
iPhoneの音量は、大きく3つに分けられます。
- システム音量(着信、通知、アラームなど)
- アプリ音量(動画、音楽、ゲームなど)
- 通話音量
音量ボタンやコントロールセンターで調節できる音量は、状況に応じて自動で選択されます。
通常時 | メディア再生時 | 通話時 | |
---|---|---|---|
調節される音量 | システム音量 | アプリ音量 | 通話音量 |
- 「システム音量を変更したくない」
- 「音が出ていない状態でもアプリ音量を調節したい」
という場合は、次のように設定してみましょう。
- 本体の「設定」>「サウンドと触覚」を開く
- 「着信音と通知音」の「ボタンで変更」をOFFにする
「ボタンで変更」をOFFにすると、通話時を除いて、常にアプリ音量を変更できるようになります。
アラーム音を消したい場合
アラーム音を消す方法は2つあります。
- アラームをOFFにする
- システム音量をゼロにする
iPhoneのアラーム音量は、システム音量(着信や通知の音量)と連動しています。
音量ボタンや本体設定の「サウンドと触覚」から、システム音量をゼロにすれば、アラームがONの状態でもアラーム音を消すことが可能です。
アラームの音量だけ変更したい場合は、「ヘルスケア」アプリの「睡眠を設定」機能を使う方法があります。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
iPhoneのマナーモードに関するFAQ
マナーモードの設定で困ったときの対処法をまとめました。
- マナーモードの切り替えを自動化したい
- 電話の着信だけ音を鳴らしたい
- 「着信/サイレントスイッチ」が壊れた
マナーモードの切り替えを自動化したい
毎日マナーモードのON・OFFを切り替えている場合は、「おやすみモード」を併用すると便利です。
おやすみモードについては、下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧になってみてください。
マナーモード中も着信音を鳴らしたい
「マナーモード中でも、大事な電話だけは音を鳴らしたい」という場合は、「緊急時は鳴らす」機能を設定しましょう。
- 「連絡先」アプリを開く
- 着信音を鳴らしたい連絡先を選ぶ
- 画面左上の「編集」をタップ
- 「着信音」をタップ
- 「着信音」画面の「緊急時は鳴らす」をONにする
「緊急時は鳴らす」をONにした連絡先から着信があると、マナーモードやおやすみモードがONになっていても音が鳴ります。
「着信/サイレントスイッチ」が壊れた(ボタン以外で切り替える方法)
- 「着信/サイレントスイッチ」が反応しない
- マナーモードが勝手に切り替わる
といったトラブルが発生した場合は、スイッチの故障が考えられます。
「着信/サイレントスイッチ」が故障したときの対処方法は、次の2つ。
- AssistiveTouchで代用する
- 修理する
- 買い替える
AssistiveTouchで代用する
「AssistiveTouch」を使えば、iPhoneの画面上に表示される仮想的なボタンから、「消音」機能を利用できます。
AssistiveTouchの使い方
AssistiveTouchを利用する方法は、次のとおりです。
- 本体の「設定」>「アクセシビリティ」>「タッチ」>「AssistiveTouch」を開く
- 「AssistiveTouch」をONにする
画面上に現れたアイコンから、「消音」機能にアクセスできます。
- 画面上に現れたアイコンをタップ
- 「デバイス」をタップ
- 「消音」をタップ
AssistiveTouchを瞬時に起動する方法
AssistiveTouchは、ショートカットから瞬時に起動することもできます。
ショートカット機能の利用には、事前に設定が必要です。
- 本体の「設定」>「アクセシビリティ」>「ショートカット」を開く
- 「AssistiveTouch」にチェックを入れる
ショートカット機能を利用する方法は、機種によって異なります。
【ホームボタン搭載機種の場合】
サイドボタン(電源ボタン)をトリプルクリック
【ホームボタン非搭載機種の場合】
ホームボタンをトリプルクリック
修理する
「着信/サイレントスイッチ」を修理する方法は、大きく分けて2つあります。
- 正規の修理店に依頼する
- 非正規の修理店に依頼する
正規の修理店に依頼する
「正規の修理店」とは、Appleが公式に認めている修理サービス窓口のこと。
- Apple Store
- Apple 正規サービスプロバイダ(カメラのキタムラやビックカメラなど)
が該当します。
正規の販売店のメリットは、Appleの保証(製品限定保証、AppleCare+ for iPhone)が利用できること。
一方保証対象外の場合、故障個所によっては本体や基盤ごと交換になるため、修理料金が高額になることがあります。
Appleに修理を依頼した場合 | 修理料金の上限 |
iPhone 12 | 52,580 円 |
iPhone SE(第2世代) | 33,440 円 |
iPhone 11 | 47,080 円 |
iPhone XS | 65,780 円 |
iPhone X | 65,780 円 |
iPhone 8 | 40,040 円 |
iPhone 7 | 36,080 円 |
iPhone SE | 33,440 円 |
iPhone 6s | 35,970 円 |
詳しい料金は、Appleサポートに問い合わせてみてください。
正規の修理店に依頼すると、基本的にデータが初期化された状態で戻ってきます。
事前に必ずバックアップを取っておきましょう。
非正規の修理店に依頼する
非正規の修理店(一般的なスマホ修理店)に依頼すると、
- 修理料金を抑えられる
- データを初期化せずに修理してもらえる(場合による)
といったメリットがあります。
非正規店に依頼するデメリットとしては、
- パーツが純正品ではない
- 正規の修理店でサービスを受けられなくなる可能性がある
といったことがあげられます。
買い替える
修理を依頼するより、新しいiPhoneに買い替えてしまったほうがお得なことも。
たとえば、iPhone 6sの「着信/サイレントスイッチ」が壊れてしまった場合を考えてみましょう。
Appleで修理すると、最大35,970 円かかります。
中古のiPhoneであれば、2世代新しいiPhone 8でも2万円前後で購入できます。(2021年6月末現在)。
発売から時間が経った機種が故障してしまったときは、より新しい機種に買い替えを検討されてみてはいかがでしょうか?
中古iPhoneの選び方や注意点は、下記の記事をご覧ください。
iPhoneのマナーモードまとめ
iPhoneのマナーモードは、本体左側面にある「着信/サイレントスイッチ」で設定・解除できます。
アプリやアラームの音も消したいときは、音量ボタンで調節しましょう。
「着信/サイレントスイッチ」が壊れてしまったときは、AssistiveTouchや背面タップ(対応機種のみ)で代用可能です。
修理や買い替えも、あわせて検討されてみてください。
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