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iPhone7のカメラの画素数や性能を全て徹底解説!

2016年9月に発売されたiPhone7/7 Plus。発売から4年経った今でもいまだに高い人気を誇ります。一世代前のiPhone6sからよりシンプルなデザインに改良されましたが、それ以上に、カメラ性能の向上やおサイフケータイ対応、防水防塵対応など、中身は大きく進化。今回はiPhone7のカメラ性能に注目して徹底解説していきます。




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iPhone7のカメラ性能を徹底解剖

iPhone7とiPhone7Plusが並んでいる画像

まず初めに、iPhone7のカメラのスペックをiPhone6sと比較しながら見てみましょう。

iPhone7 iPhone6s
レンズ F1.8(28mm相当) F2.2(28㎜相当)
光学式手振れ補正 ×
イメージセンサー 1,200万画素 1,200万画素
LEDフラッシュ クアッドLED デュアルLED
インカメラ F2.2/700万画素 F2.2/500万画素
4K動画撮影 〇(30fps) 〇(30fps)
スローモーション撮影  〇(フルHD/120fps) 〇(フルHD/120fps)
高効率フォーマット 〇(HEIF・HEVC) ×
DxoMarkスコア 86 82

iPhone6sからレンズが明るくなり、さらに光学式手振れ補正機能が搭載されたことで、夜景などの暗所に劇的に強くなりました。

従来よりも画像を効率よく圧縮できる「高効率フォーマット」にも対応しており、iPhone7のカメラはiPhoneシリーズのカメラにおいて一つの到達点ともいえる内容に仕上がっています。

F1.8の明るいレンズ

iPhone7のカメラレンズはiPhone6sから目に見えて大きくなり、レンズの明るさを表すF値も6sのF2.2からF1.8と大幅に上がりました。一般にF値が上がるほど、光を多く取り込めるので暗所に強く、また被写界深度(ピントの合う範囲)が狭くなるので背景がボケやすくなります。

ちなみにiPhoneシリーズのカメラは世代を重ねるごとに進化していますが、F1.8という値は最新のiPhone11シリーズでも変わっていません。

iPhone7 Plusでは望遠レンズも

iPhone7 Plusは通常の広角レンズ(F1.8・28㎜相当)に加えて、光学2倍(F2.2・56mm相当)の望遠レンズも搭載しています。iPhoneシリーズとしては初めてデュアルレンズカメラになりました。

望遠レンズのおかげで拡大に強くなり、また2つのカメラの視差を生かして背景をぼかす「ポートレートモード」にもiPhoneシリーズとしては初めて対応。一眼レフのような背景ボケを楽しめるようになりました。

光学式手振れ補正

iPhone6s Plusで初めて搭載された光学式手振れ補正機能。iPhone7シリーズではiPhone7 PlusだけでなくiPhone7にも搭載されています。

光学式手振れ補正とは、カメラの振動に合わせてレンズが動く免振機構のこと。光学式手振れ補正機能と明るいレンズのおかげで、iPhone7では、夜景のような暗所に劇的に強くなりました。より色鮮やかでメリハリのある写真を撮ることができます。また、手振れを抑えたより安定した動画も撮影可能。

ただし、iPhone7 Plusの望遠レンズは光学式手振れ補正には対応していません。望遠レンズの光学式手振れ補正はiPhoneXで初めて搭載されました。

1200万画素イメージセンサー

iPhone7は、iPhone6sと同じ1,200万画素の裏面照射型イメージセンサーを搭載しています。「Focus Pixels(いわゆる像面位相差AF)」という仕組みによる高速オートフォーカスはしっかり継承しつつ、センサーの読み出し速度が60%、電力効率が30%それぞれ向上。

スポーツや車など、動きの速い被写体の歪みが少なくなり、より省電力になりました。

クアッドLED True Toneフラッシュ

カメラレンズの横にあるLEDフラッシュは、iPhone6sの「デュアルLED」から「クアッドLED」になり、50%明るくなりました。

「True Tone」とは「自然な色合い」という意味。一般的な白色LEDとオレンジがかったLEDを組み合わせることで、最適な色合いを実現しています。iPhone5sで初めて採用された機能です。

インカメラ

インカメラの画素数は、従来の500万画素から700万画素に向上しています。また、インカメラでもフルHD(1,920×1,080ピクセル)で動画撮影できるようになったことも地味に大きな進化です。

4K動画撮影

iPhone6sから引き続き4K(3,840×2,460ピクセル)・30fpsの動画撮影に対応しています。

画像処理専用のプロセッサ

iPhone7に搭載されている「A10  Fusion」チップには、画像処理専用のプロセッサ(ISP)が搭載されていて、リアルタイムでより高度な画像処理が可能になりました。具体的には、被写体の検出から明るさや色味の調節、画像合成処理までの約1,000億にもおよぶ処理を、わずか25ミリ秒(0.025秒)でこなすことが可能です。

また、iPhone6s以降のiPhoneでは、「Adobe Lightroom」などのサードパーティ製のアプリを使うことで「RAW撮影」が可能。RAWとは、「未加工」という意味で、画像処理を施す前の生のデータのことです。RAWファイルを後からじっくり現像することで、画質がさらに向上し、思い通りの表現も可能になります。

従来は、一眼レフで撮影したRAWデータをPCに移して現像するのが一般的でしたが、iPhone7ではISPによって高速なRAW現像が可能になり、撮影から現像までiPhone一台で完結できるようになりました。

フォーマット

iPhone7(iOS11以降)では、写真の保存形式に「HEIF」というコーデック(規格)を選べるようになりました。一般的なJPEGよりも、さらにファイルサイズが小さくなるメリットがあります。その分、より多くの写真を撮ることが可能。

また動画は「HEVC(H.265)」という規格に対応。従来のH.264と比べて、ファイルサイズが半分になるメリットがあります。

ベンチマーク

カメラの性能を比較するベンチマークサイト大手「DxoMark」によると、iPhone7のスコアは「86」。2016年の発売当時はトップクラスの値でした。

機種名 スコア
iPhone6s 82
iPhone7 86
iPhone8 92

DxoMarkのスコアは画質を数値化したものです。カメラの性能を比較するときに一つの目安になります。

iPhone7の作例

実際にiPhone7/7 Plusで撮影された写真を見てみましょう。

出典:https://www.flickr.com/photos/past/35268521014/

出典:https://www.flickr.com/photos/jtakeuchi/30099423314/

出典:https://www.flickr.com/photos/42244964@N03/24943088768/

これだけきれいな写真が撮れれば、十分だと感じる方も多いのではないでしょうか。

最新機種との違い

iPhone11

ここまでお伝えしてきたように、iPhone7のカメラ性能はiPhoneシリーズの一つの到達点と言っても過言ではありません。とはいえ、その後もiPhoneシリーズのカメラが進化し続けているのは事実です。

iPhone7のカメラと最新のiPhoneのカメラでは、具体的にどこが違うのでしょうか?iPhone7のカメラとiPhone11のカメラのスペックを比べてみましょう。

iPhone7 iPhone11
レンズ F1.8(28mm相当) F1.8(28㎜相当)/F2.4(13mm相当)
光学式手振れ補正
イメージセンサー 1,200万画素 1,200万画素×2
LEDフラッシュ クアッドLED クアッドLED+スローシンクロ
インカメラ F2.2/700万画素 F2.2/1,200万画素
4K動画撮影 〇(30fps) 〇(最大60fps)
スローモーション撮影  〇(フルHD/120fps) 〇(フルHD/最大240fps)
高効率フォーマット
DxoMarkスコア 86 109
ポートレートモード ×(7 Plusは〇)
ナイトモード ×
HDR撮影 HDR スマートHDR

レンズの違い

iPhone11では、通常の広角レンズに加えて超広角レンズも搭載されています。上位機種のiPhone11 Pro/Pro MAXでは、さらに望遠レンズも加わったトリプルレンズカメラ仕様に。より幅広いシーンで撮影が可能になりました。

イメージセンサーの違い

画素数は1,200万画素で変わりませんが、iPhoneXS以降の機種ではセンサーサイズが一回り大きくなっています。1画素当たりのサイズが大きくなったことで、より多くの光を取り込めるようになりました。よりノイズの少ないクリアな撮影が可能です。

LEDフラッシュの違い

LEDフラッシュはiPhone8から「スローシンクロ」という機能に対応しています。通常のフラッシュでは、例えば夜景をバックに人物を撮ろうとすると、人物に露出が合って背景が暗く映ってしまいます。スローシンクロを使えば、夜景も人物も適度に明るく撮影することが可能です。

4K動画撮影の違い

iPhone8から、4K動画が60fps(毎秒60コマ)で撮影できるようになりました。iPhone7の30fpsと比較すると、より滑らかな映像に。また、iPhone11ではインカメラも4K動画撮影に対応しています。

スローモーション撮影の違い

iPhone8から、スローモーション撮影はフルHD・240fpsに対応しています。

ポートレートモードの違い

iPhone7Plusで対応したポートレートモードは、iPhoneX以降すべての機種で搭載されています。ただし、iPhoneXRやiPhoneSE(第2世代)はシングルカメラなので、カメラの視差を利用することができません。AIによって被写体が人物と認識されたときのみ利用可能です。

ナイトモードの違い

iPhone11で対応した「ナイトモード」は、複数の写真を撮影してiPhone内で合成することで、暗所でもより明るく鮮明な撮影が可能になる機能です。近年のiPhoneは、カメラ機能に力を入れている他社製品と比べて「暗所にやや弱い」と言われていましたが、ナイトモードによって暗所撮影でも一躍トップクラスに躍り出ました。

HDR撮影の違い

「HDR撮影(ハイダイナミックレンジ撮影)」とは、明暗差が大きい場面でも、白とびや黒つぶれを抑えて肉眼で見たときの印象に近い写真に仕上げる機能のこと。iPhone7もHDRには対応していますが、iPhoneXS以降では、より精度が高い「スマートHDR」に対応しています。

【まとめ】iPhone7のカメラはまだまだ現役

iPhone7のカメラ部分アップ画像

iPhone7と最新のiPhone11のカメラを比較した主な違いは下記の通り。

  • 広角と超広角のデュアルレンズカメラ
  • 全機種ポートレートモード対応
  • ナイトモードやスマートHDR対応

より幅広いシーンでこだわって撮影したい人には最新機種がおすすめ。逆に言えば日常のちょっとしたシーンを撮影したい人にとっては、あまり大きな違いを実感できない可能性が高いです。

毎年進化を重ねるiPhoneシリーズですが、カメラ機能を含めて自分にとって必要な機能を見極めることが大切です。

ぜひ、お気に入りの一台を探してみてください。

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