iPhone SEの第2世代と第3世代の違いを徹底比較｜どっちがおすすめ？

作成日：2024.08.28更新日：2025.08.22

8. 機種紹介 iPhone SE (第 2 世代)iPhone SE (第 3 世代)

iPhone SEシリーズは、価格の安さやホームボタン（指紋認証）が利用できることから、中古市場でとくに人気があります。
この記事では、iPhone SE（第3世代）とiPhone SE（第2世代）の違いをわかりやすく解説していきます！

【この記事でわかること】

iPhone SE 第3世代と第2世代の主な違い
iPhone SE 第3世代と第2世代のスペック比較
iPhone SE 第3世代と第2世代の価格比較
iPhone SE 第3世代と第2世代のサポート状況比較
iPhone SE 第3世代と第2世代はどちらがおすすめ？
iPhone SE 第3世代と第2世代のよくある疑問

中古スマホ・タブレット
安心して購入するなら「にこスマ」！

全商品SIMロックなし
画像付きで詳しい状態を掲載
1年間の返品・交換保証

＼ 14時までのご注文で当日発送・送料無料！／

にこスマの商品を見る

にこスマは、伊藤忠グループのBelongが運営する
中古スマホ販売・スマホ買取サービスです。

iPhone SE 第3世代と第2世代の主な違い

iPhone SE（第3世代）とiPhone SE（第2世代）の主な違いは下記のとおりです。

	iPhone SE （第3世代）	iPhone SE （第2世代）
発売日	2022年3月18日	2020年4月24日
チップセット（SoC）	A15 Bionic （4コアGPU）	A13 Bionic
メモリ（RAM）	4GB	3GB
バッテリー	2,018mAh	1,821ｍAh
5G通信	〇	×
SIM	nanoSIM eSIM × 2	nanoSIM eSIM
サポート終了時期（目安）	2030年以降	2027年以降
25年8月の中古相場（目立った傷や汚れなし）	3万円台前半から	2万円前後から

iPhone SE（第3世代）では、iPhone SE（第2世代）からチップやバッテリーが強化されたほか、5G通信にも対応しました。

iPhone SE（第3世代）とiPhone SE（第2世代）はいずれもiPhone 8と同じ筐体を再利用しているため、サイズやディスプレイ、カメラ構成などハードウェア仕様の大部分は共通です。

iPhone SE 第3世代と第2世代のスペック比較

iPhone SE（第3世代）とiPhone SE（第2世代）の違いを詳しく見てみましょう！

サイズ・重さ
カラーバリーエーション
カメラ
性能（チップ・メモリ）
バッテリー
通信（5G・eSIM）

iPhone SE 第3世代と第2世代の主なスペック（クリックで表示）

	iPhone SE（第3世代）	iPhone SE（第2世代）
発売日	2022年3月18日	2020年4月24日
カラー	ミッドナイトスターライト (PRODUCT)RED	ブラックホワイト (PRODUCT)RED
サイズ	高さ：138.4 mm 幅：67.3 mm 厚さ：7.3 mm	高さ：138.4 mm 幅：67.3 mm 厚さ：7.3 mm
重量	144 g	148 g
ディスプレイ	4.7インチ液晶 1,334×750ピクセル 326ppi	4.7インチ液晶 1,334×750ピクセル 326ppi
カメラ	広角フロント	広角フロント
チップセット（SoC）	A15 Bionic （4コアGPU）	A13 Bionic
メモリ (RAM)	4GB	3GB
ストレージ（ROM）	64GB 128GB 256GB	64GB 128GB 256GB
バッテリー	2,018 mAh	1,821 mAh
充電方法	Lightning ワイヤレス充電	Lightning ワイヤレス充電
防水・防塵	〇（IP67）	〇（IP67）
生体認証	〇（指紋）	〇（指紋）
タッチ決済（FeliCa）	〇	〇
5G通信	〇	×
SIM	nanoSIM eSIM × 2	nanoSIM eSIM

＊太字は主な違い

（参考：iPhone SE（第3世代） vs iPhone SE（第2世代） vs iPhone SE（第1世代） - Apple）

サイズ・重さの違い

	iPhone SE（第3世代）	iPhone SE（第2世代）
サイズ	高さ：138.4 mm 幅：67.3 mm 厚さ：7.3 mm	高さ：138.4 mm 幅：67.3 mm 厚さ：7.3 mm
重量	144 g	148 g

iPhone SE（第3世代）とiPhone SE（第2世代）は同じ筐体を採用しているため、本体サイズはまったく同じです。

重さはiPhone SE（第3世代）のほうが4g軽くなっていますが、違いに気づくことは難しいでしょう。

カラーバリーエーションの違い

iPhone SE（第2世代）のカラー全3色

	iPhone SE （第3世代）	iPhone SE （第2世代）
カラー	ミッドナイトスターライト (PRODUCT)RED	ブラックホワイト (PRODUCT)RED

iPhone SE（第3世代）とiPhone SE（第2世代）はいずれも3色展開ですが、色味は微妙に異なります。

iPhone SE（第3世代）のミッドナイトは青みがかったブラック、スターライトはクリーム色に近いホワイトといった印象。
(PRODUCT)REDは、iPhone SE（第2世代）よりもiPhone SE（第3世代）のほうが、色味が濃くなっています。

カメラの違い

	iPhone SE （第3世代）	iPhone SE （第2世代）
カメラ	広角フロント	広角フロント
スマートHDR	〇（スマートHDR 4）	〇（スマートHDR 2）
Deep Fusion	〇	×
フォトグラフスタイル	〇	×

iPhone SE（第3世代）とiPhone SE（第2世代）は、どちらもアウトカメラが一つのみのシングルカメラ仕様です。

iPhone SE（第3世代）では処理性能の向上により、一部機能が進化しています。
「スマートHDR 4」や、「Deep Fusion」に対応したことで、より目で見たときの印象に近く、高精細な写真撮影が可能になりました。

スマートHDRは、明暗差が大きいシーンでも白とびや黒つぶれを抑えた写真が撮影できる機能です。
iPhone SE（第3世代）であらたに対応した「スマートHDR 4」では、被写体ごとにより細かい制御ができるようになりました。

Deep Fusion（ディープ・フュージョン）は、複数の画像を合成することで、薄暗いシーンでも精細な写真が撮影ができる機能です。
なお、極端に暗いシーンで効果を発揮する「ナイトモード」は、いずれの機種も非対応です。

iPhone SE（第2世代）からiPhone SE（第3世代）で画質が飛躍的に向上しているわけではないので、カメラにこだわりがない場合は、iPhone SE（第2世代）でも満足できる可能性が高いでしょう。

iPhone SE2とiPhone 16で同じシーンを撮り比べ

その他の作例を含めたiPhone SE（第2世代）のカメラ機能の詳細は、下記の記事からご覧いただけます。

iPhone SE（第2世代）実機レビュー｜今でも人気の理由を徹底検証 | にこスマ通信

性能（チップ・メモリ）の違い

	iPhone SE （第3世代）	iPhone SE （第2世代）
チップセット（SoC）	A15 Bionic （4コアGPU）	A13 Bionic
メモリ (RAM)	4GB	3GB
ストレージ（ROM）	64GB 128GB 256GB	64GB 128GB 256GB

iPhone SE（第3世代）では、iPhone 13と同じ「A15 Bionic」が搭載され、iPhone SE（第2世代）から性能が大きく向上しました。
メモリ（RAM）容量が3GBから4GBに増えたこともあり、ゲームなど高い負荷がかかる場面では、iPhone SE（第3世代）が有利です。

iPhone SE（第2世代）でも、動画視聴やSNS、Web検索、軽めのゲームなど幅広い用途で快適に利用できます。

ベンチマーク数値の違い（クリックで表示）

ベンチマークアプリ「Geekbench 6」のスコアを見ると、iPhone SE（第2世代）からiPhone SE（第3世代）で、おおむね50％前後の性能向上が見られます。

	iPhone SE （第3世代）	iPhone SE （第2世代）
CPU （シングルコア）	2,261 （+35%）	1,670
CPU （マルチコア）	5,441 （+79%）	3,035
GPU （Metal）	17,767 （+40%）	12,720

（参考：iOS Benchmarks - Geekbench）

バッテリーの違い

	iPhone SE （第3世代）	iPhone SE （第2世代）
バッテリー	2,018 mAh	1,821 mAh
連続使用時間（ビデオ再生）	最大15時間	最大13時間
充電方法	Lightning ワイヤレス充電	Lightning ワイヤレス充電

iPhone SE（第3世代）では、iPhone SE（第2世代）からバッテリー容量が10％ほど増量しました。
チップ性能の向上もあり、バッテリー持ちが改善しています。

最近では連続使用時間（ビデオ再生）の公称値が最大20時間を超える機種が多い中、iPhone SE（第3世代）でも最大15時間にとどまっているため、いずれもバッテリー持ちがいい機種とはいえません。

通信（5G・eSIM）の違い

	iPhone SE （第3世代）	iPhone SE （第2世代）
5G通信	〇	×
SIM	nanoSIM eSIM × 2	nanoSIM eSIM

iPhone SE（第3世代）は、5G通信に対応しました。

またiPhone SE（第3世代）では、従来のデュアルSIMに加えて、2枚のeSIMが利用できる「デュアルeSIM」にも対応しています。

iPhone SE 第3世代と第2世代の価格比較

iPhone SE（第3世代）とiPhone SE（第2世代）は、中古市場でとくに人気があり、盛んに取引されています。

Apple Storeにおける新品の販売は終了しています。

2025年8月現在の販売状況をまとめました。

	iPhone SE （第3世代）	iPhone SE （第2世代）
Apple Store （新品）	販売終了	販売終了
中古相場（目立った傷や汚れなし）	31,800円〜	17,800円〜
にこスマ	33,800円〜	18,000円〜

iPhone SE（第3世代）が3万円台前半から、iPhone SE（第2世代）が2万円前後から購入できます。

以前は価格差が2万円程度ありましたが、現在は1万5千円ほどまで縮まってきています。

iPhone SE（第2世代）の在庫を見る

iPhone SE（第3世代）の在庫を見る

iPhone SE 第3世代と第2世代のサポート状況比較

2025年8月現在、iPhone SE（第3世代）とiPhone SE（第2世代）は、どちらもサポートが継続しています。

iPhone SE（第3世代）のほうが発売時期が2年新しいこともあり、より長く使える可能性が高いです。

iOSバージョンと正規修理サポートの状況をまとめました。

	iPhone SE （第3世代）	iPhone SE （第2世代）
iOS バージョン	◎（iOS 26に対応）	〇（iOS 26に対応）
正規修理サポート	◎（2030年2月以降まで）	〇（2027年3月以降まで）

いずれの機種も、2025年秋に配信されるiOS 26に対応しています。
iPhone SE（第2世代）は、iOS 26が最後の大型アップデートになる可能性が高いです。

最新iOSの対象外になっても、しばらくは問題なく利用できますが、2、3年ほど経つと非対応のアプリが増え始めたり、セキュリティアップデートが終了したりといったデメリットが目立ち始めます。

iPhone SE（第3世代）とiPhone SE（第2世代）、それぞれの寿命の目安は、下記の記事からご覧いただけます。

iPhone SE 第3世代と第2世代はどちらがおすすめ？

iPhone SE（第3世代）とiPhone SE（第2世代）、それぞれおすすめできる人を見てみましょう。

iPhone SE（第3世代）がおすすめな人

iPhone SE（第3世代）は、ホームボタンを搭載しているiPhoneの中ではもっとも新しく高性能です。
「ホームボタン搭載iPhoneをできるだけ長く快適に使いたい」という人におすすめです。

iPhone SE（第2世代）から、チップやバッテリーが強化されたほか、5G通信にも対応しました。
発売時期が新しいこともあり、より長く快適に利用できる可能性が高いです。

にこスマの販売数ランキングでは、人気のiPhone SE（第2世代）を抑えて1位にランクインする月が増えています。
iPhone 16eが発表・発売された直後に取引数が大きく増加しました。

iPhone SE（第3世代）の在庫を見る

iPhone SE (第3世代) はいつまで使える？アップデート・サポート終了時期の目安 | にこスマ通信

iPhone SE（第2世代）がおすすめな人

iPhone SE（第2世代）は、安くて実用的なiPhoneを探している方にピッタリです。
普段使いには十分な性能・機能を持っており、ライトユーザーのメイン端末からヘビーユーザーのサブ端末まで、幅広い用途におすすめできる一台です。

2025年8月現在、iOS 26に対応しているiPhoneとしては最安の2万円前後から購入できます。

iPhone SE（第2世代）の在庫を見る

iPhone SE 第3世代と第2世代のよくある疑問

iPhone SE（第3世代）とiPhone SE（第2世代）のよくある疑問をまとめました。

ケースやフィルムは兼用できる？（クリックで表示）

iPhone SE（第3世代）とiPhone SE（第2世代）はまったく同じサイズなので、ケースや保護フィルムが兼用できます。
iPhone 8以前の機種と同じアクセサリーが利用できる場合も多いです。

ただしiPhone 8以前とiPhone SE（第2世代）以降では、背面のAppleロゴの位置など微妙に異なる部分もあるため、iPhone SE（第2世代）以降に対応していることを確認すると安心です。

iPhone SE（第3世代）とiPhone SE（第2世代）の見分け方は？（クリックで表示）

iPhone SE（第3世代）とiPhone SE（第2世代）は「モデル番号」で見分けられます。

設定アプリの「一般」＞「情報」を開く
「モデル番号」をタップする

それぞれのモデル番号は、下記のとおりです。

	iPhone SE （第3世代）	iPhone SE （第2世代）
モデル番号	A2595 A2782 A2783 A2785	A2275 A2296 A2298

＊太字は日本モデル

（参考：iPhoneのモデルを識別する - Apple サポート (日本)）

モデル番号は、SIMスロット内の刻印でも確認できます。

まとめ

iPhone SE（第3世代）では、iPhone SE（第2世代）から、チップやバッテリーが強化されたほか、5G通信にも対応しました。
使い勝手が劇的に変わるほどではないので、より長く使いたい人にはiPhone SE（第3世代）が、安さ重視の場合はiPhone SE（第2世代）がおすすめです。

iPhone SE（第2世代）の在庫を見る

iPhone SE（第3世代）の在庫を見る

iPhone SE（第3世代）やiPhone SE（第2世代）を含めた中古iPhoneのおすすめ機種は、下記の記事からご覧いただけます。