ケータイが使える格安SIMプランまとめ｜注意点やおすすめの機種も

作成日：2022.05.07更新日：2023.04.18

過去の記事

この記事では、ケータイ（ガラケー）が使える格安SIMのプランをまとめています。

「格安SIMでケータイを利用したい」
「おすすめのプランを知りたい」

という方は、ぜひご覧ください！

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格安SIMでケータイを利用する際の注意点

格安SIMのスマホ向けプランでもケータイの利用は可能ですが、事前に下記の注意点を理解しておく必要があります。

一部の機能が使えない場合がある
キャリアメールが使えなくなる
回線によって繋がりにくい場合がある

一部の機能が使えない場合がある

格安SIMで利用できる機能は、「3Gケータイ」か「4G（LTE）ケータイ」かによって異なります。

格安SIMで利用できる機能	3Gケータイ	4Gケータイ
通話	○	○
SMS	○	○
データ通信	×	○

3Gケータイの場合

3G回線のサービスは、auを筆頭に数年以内に終了予定です。

ドコモ回線：2026年3月に終了予定
au系回線：2022年3月終了
ソフトバンク回線：2024年1月に終了予定

大手キャリアから回線を借りている格安SIMでも、3Gケータイが使えなくなります。

ドコモやソフトバンクの回線を利用した格安SIMでは、まだ3Gケータイが使えますが、利用できる機能は基本的に通話とSMSのみです。

4Gケータイの場合

4Gケータイは、3Gにくわえて4G（LTEに）対応しています。

4Gケータイの中身はAndroidスマホに近く、ガラケーとスマホの中間という意味で、「ガラホ」とも呼ばれています。

4Gケータイであれば、通話とSMSに加えて、データ通信の利用も可能です（APNの設定が必要）。

格安SIMに乗り換える場合は、事前に動作確認端末を確認しておきましょう。
4Gケータイはスマホと異なり、動作確認が取れていない場合が多いため注意が必要です。

「mineo」や「OCNモバイル」といった格安SIMでは、一部の4Gケータイで動作確認が取れています。

動作確認端末については、下記の記事で詳しく解説しているので、併せてご覧になってみてください。

格安SIMで動作確認端末以外を使うとどうなる？デメリットを紹介 | にこスマ通信

この記事では、格安SIMの「動作確認端末」について解説していきます。動作確認端末とは動作確認端末の確認方法手持ちの端末が利用できない場合の対処法格安SIMへの乗り換えを検討されている方は、ぜひご覧になってみてください！中

キャリアメールが使えなくなる

格安SIMでは、基本的にドコモ、au、ソフトバンクのキャリアメールが使えなくなります。

格安SIMでのメール利用手段としては、

「Gmail」「Yahoo！メール」などのフリーメールに乗り換える
キャリアメールの「持ち運びサービス（有料）」を利用する
格安SIMで提供されるメールアドレスを使う

などの方法があります。

詳細は、下記の記事で解説していますので併せてご覧になってみてください。

大手キャリアから格安SIMに乗り換える場合のおすすめプラン｜ドコモ・au・ソフトバンク | にこスマ通信

この記事では、大手キャリア（ドコモ・au・ソフトバンク）から格安SIMへの乗り換えを検討されている方に向けて、格安SIMに乗り換える際の注意点主な格安SIMで利用できる回線おすすめの格安SIM をまとめて紹介していきます！

回線によって繋がりにくい場合がある

格安SIMでケータイを利用する際は、ケータイのキャリアと、乗り換え先の格安SIMが同じ回線である必要があります。（例：ドコモのケータイ→ドコモ系の格安SIM）

ケータイのSIMロックを解除すれば違う回線でも利用できますが、対応周波数が異なるため、繋がりづらい場合があるので注意が必要です。

https://www.nicosuma.com/magazine/simfree-sim-unlocked

ケータイが使える格安SIMプラン

先述のとおり、ケータイでも、格安SIMのスマホ向けプランが利用できます（要動作確認）。

そんな中、ごく一部ではありますがケータイ向けのプランも用意されています。

ワイモバイル「ケータイベーシックプランＳＳ」
IIJmio「ケータイプラン」

ワイモバイル「ケータイベーシックプランSS」

ケータイベーシックプランSS（Y!mobile）

Y!mobileの「ケータイベーシックプランSS」のページです。

料金プラン		ケータイベーシックプランSS		備考
料金プラン		通話のみ	通話＋データ通信	備考
月額料金		1,027円
データ通信量	0GB〜2.5GB	-	0円〜4,950円	ベーシックパック（月額330円）の加入が必要
速度制限		-	128Kbps	0.5GBごとに550円で追加可能
国内通話料金	ソフトバンクワイモバイル LINEMO	1時〜21時：0円 21時〜1時：22円/30秒
国内通話料金	上記以外	22円/30秒
通話オプション	スーパーだれとでも定額	1,100円/月		時間・回数とも無制限
SMS（国内）		3.3円/1通

ワイモバイルの強みは、ソフトバンクと同じ安定した回線が利用できること。

「ケータイベーシックプランSS」のかけ放題オプションは月額1,100円と、他のプランやより安くなっています。

ケータイベーシックプランSSは、下記に当てはまる人におすすめです。

通話がメイン（データ通信はほとんど使わない）
ソフトバンク系のスマホやケータイとよく通話をする

ケータイベーシックプランSSのパケット定額は「110MB」で上限に達してしまいます。
データ通信を利用したい場合は、「シンプルS/M/Lプラン」の方がお得です。

IIJmio「ケータイプラン」

音声通話機能専用SIM ケータイプラン | IIJmio

音声通話機能専用SIM ケータイプラン

料金プラン		ケータイプラン（タイプD/タイプA）	備考
月額料金		1,012円
データ通信料		-	別途追加クーポンで利用可能
速度制限		-
国内通話料金		11円/30秒	「ファミリー通話割引」適用で8.8円/30秒
通話オプション	みおふぉんダイアル通話定額5分＋	500円/月	「みおふぉんダイアルアプリ」が利用できない場合、プレフィックス番号（0037-691）をつける必要あり
	みおふぉんダイアル通話定額10分＋	700円/月
	みおふぉんダイアルかけ放題＋	1,400円/月
SMS（国内）		3.3円〜33円/1通	文字数により変動