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キャリアの「端末購入プログラム」を徹底解説!本当にお得なの?

各キャリアには、最新スマホをお得に購入できる「端末購入プログラム」という仕組みがあります。
この記事では、購入プログラムの利用を検討されている方に向けて、

  • 端末購入プログラムとは
  • 各キャリアの端末購入プログラムの特徴
  • 端末購入プログラムの注意点

など、端末購入プログラムに関する情報をわかりやすく解説していきます!

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端末購入プログラムとは

「端末購入プログラム」とは、スマホの購入にかかる費用を抑える仕組みのことです。
キャリアから分割払い購入したスマホを一定期間後に返却すると、残債が免除されます。

ざっくり言うと、レンタルのようなものです。
ただし所有権は購入者にあり、「端末購入プログラム」を利用せず、分割払いを完済する(端末を返却しない)という選択も可能です。

2022年9月現在、各キャリアで下記のサービスが提供されています。

端末購入プログラム 方式
ドコモ いつでもカエドキプログラム 残価設定型
au スマホトクするプログラム 残価設定型
ソフトバンク 新トクするサポート 半額免除型
楽天モバイル iPhoneアップグレードプログラム 半額免除型

端末購入プログラムは2種類に分けられる

端末購入プログラムは、「残価設定型」「半額免除型」に分けられます。
それぞれの概要を見てみましょう。

残価設定型

「残価(残存価格)設定型」は、ドコモの「いつでもカエドキプログラム」とauの「スマホトクするプログラム」で採用されている方式です。

「残価設定型」では、まず残価(2年後の下取価格)を設定し、端末価格から残価を引いた金額を23回の分割払いで支払います。
23回目の支払いまでにプログラムを利用することで、残価の支払いが免除されます。

たとえば10万円のスマホ(残価5万円)を購入するとしましょう。
通常の分割払いと比較すると、次のようになります。

端末購入プログラム(残価設定型)
あり なし
端末価格① 100,000円 100,000円
残価(2年後の下取価格)② 50,000円 -
負担額①-② 50,000円 100,000円
分割支払金 約2,174円×23回 約4,167円×24回

23回目の支払いまでにプログラムを利用しない(端末を返却しない)場合は、残価が24分割され、あらたに分割支払金として設定されます。

1〜23回目 24〜47回目 合計
分割回数 23回 24回 47回
分割支払金 (端末価格-残価)÷23 残価÷24 端末価格と同じ
24回目以降も、プログラムを利用すると、残りの分割支払金が免除されます。

半額免除型

「半額免除型」は、ソフトバンクの「新トクするサポート」と楽天モバイルの「iPhoneアップグレードプログラム」で採用されている方式です。

「半額免除型」では、端末価格を48回の分割払いで支払います。
25ヶ月目以降にプログラムを利用することで、残り(最大24ヶ月分)の支払いが免除されます。

1〜48ヶ月目
分割回数 48回
分割支払金 端末価格÷48
26ヶ月目以降も、プログラムを利用すると、残りの分割支払金が免除されます。

端末購入プログラムが登場した理由

各キャリアが購入プログラムを導入した理由としては、下記の2つが考えられます。

  • ハイエンドスマホの値上がり
  • 端末値引きの制限

近年では差別化のため、ハイエンドスマホの値上がりが進んでいます。

【シリーズ別】最上位機種の価格推移

また2019年に行われた「電気通信事業法」の改正によって、端末値引きが原則2万円までに制限されました。

端末購入の負担を抑える手段の一つが、購入プログラムというわけですね。

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各キャリアの端末購入プログラムの特徴

各キャリアの端末購入プログラムについて、詳しく見てみましょう。

  • ドコモ「いつでもカエドキプログラム」
  • au「スマホトクするプログラム」
  • ソフトバンク「新トクするサポート」
  • 楽天モバイル「iPhoneアップグレードプログラム」
ドコモ au ソフトバンク 楽天モバイル
利用料金 無料 無料 無料 3,300円
方式 残価設定型 残価設定型 半額免除型 半額免除型
分割回数 24回
※再分割後は計47回
24回
※再分割後は計47回
48回 48回
利用可能時期 1〜46ヶ月目 13〜48ヶ月目 13〜48ヶ月目 25〜47ヶ月目
各社の端末購入プログラムは回線契約なしで利用できます。
ahamoやUQ mobile、ワイモバイル、povoやLINEMOなど、別途キャリア以外のプランを契約することも可能です。

ドコモ「いつでもカエドキプログラム」

いつでもカエドキプログラム
ご加入のお客さまが「残価設定型24回の分割払い」で購入された対象機種を23か月目までに返却すると、24回目(残価)の分割支払金のお支払いが不要となります。さらに22か月目までに対象機種をご返却すると、ドコモがあらかじめ定めた額を毎月割引します。
料金 無料
方式 残価設定型
分割回数 24回
※再分割後は47回

ドコモの「いつでもカエドキプログラム」は、残価設定型の端末購入プログラムです。
dポイントクラブ会員であれば、回線契約不要で利用できます。

22ヶ月目までにプログラムを利用すると「早期利用特典」が適用され、23ヶ月目までの分割支払金が割引されます。

プログラムの利用時期 1〜22ヶ月目 23ヶ月目 24〜46ヶ月目
残債の免除 24ヶ月目(24回目)以降 24ヶ月目(24回目)以降 翌月以降
早期利用特典 あり なし なし
端末購入した月の翌月=1ヶ月目です。

一例として「iPhone 13(128GB)」で、12ヶ月目にプログラムを利用した場合の負担額を見てみましょう。

端末価格① 138,380円
残価② 68,640円
負担額①-② 69,740円
分割支払金 1〜12ヶ月目 3,032円
13〜23ヶ月目 2,332円
※早期利用特典:700円/月
24〜47ヶ月目 免除
合計 62,040円

23ヶ月目にプログラムを利用した場合と比べると、7,700円お得になります。

au「スマホトクするプログラム」

スマホトクするプログラム/スマホトクするボーナス | スマートフォン・携帯電話 | au
スマホトクするプログラム/スマホトクするボーナスの紹介ページ。対象のスマートフォンと同時にご加入、かつご加入後25カ月目に、プログラム加入機種を当社が回収で最終回支払い分のお支払いが不要!
料金 無料
方式 残価設定型
分割回数 24回
※再分割後は47回

auの「スマホトクするプログラム」は、残価設定型の端末購入プログラムです。
回線契約不要で利用できます。

プログラムの利用時期 13〜25ヶ月目 26〜48ヶ月目
残債の免除 25ヶ月目(24回目)以降 当月分以降
端末購入した月=1ヶ月目です。

分割支払金を「au PAYカード」で支払うと、「スマホトクするボーナス(最大で総額の5%相当のPontaポイント還元)」が適用されます。

一例として、「iPhone 13(128GB)」の還元額を見てみましょう。

分割支払金総額 137,295円
還元額 298円相当×最大23回(合計6,865円相当)
分割支払金の残額を一括で支払った場合は、スマホトクするボーナスの対象外です。

ソフトバンク「新トクするサポート」

新トクするサポート | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
2021年11月17日開始!ソフトバンクの回線契約がなくても、毎月の端末代金の負担を抑えておトクな「新トクするサポート」をご紹介します。
料金 無料
方式 半額免除型
分割回数 48回

ソフトバンクの「新トクするサポート」は、半額免除型の端末購入サポートです。
回線契約不要で利用できます。

「1年くりあげオプション」によって、13ヶ月目からプログラムを利用できます。

プログラムの利用時期 13〜25ヶ月目 26〜48ヶ月目
残債の免除 25ヶ月目(25回目)以降 当月分以降
端末購入した月の翌月=1ヶ月目です。

楽天モバイル「iPhoneアップグレードプログラム」

楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム | オプションサービス | 楽天モバイル
楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム(48回払い)でiPhoneを購入すると、iPhone本体代が最大24回分支払い不要に。対象iPhoneやプログラムの特長、分割払いの価格がご覧いただけます。機種変更には事務手数料3,300円がかかるほか条件あり。
料金 3,300円
※プログラム利用時
方式 半額免除型
分割回数 48回

楽天モバイルの「iPhoneアップグレードプログラム」は、半額免除型の端末購入サポートです。
分割支払金を「楽天カード」で支払えば、回線契約不要で利用できます。

プログラムの利用時期 25〜47ヶ月目
残債の免除 当月分以降
端末購入した月=1ヶ月目です。

プログラム利用時に3,300円の事務手数料が発生します。

端末購入プログラムはどのキャリアがお得?

各キャリアの端末購入プログラム利用時の負担金を比べてみました。
結論からお伝えすると、iPhoneなら楽天モバイル、Androidスマホならソフトバンクがお得な傾向にあります。

iPhone 13(128GB)の場合

iPhoneの一例として、「iPhone 13(128GB)」の負担金を見てみましょう。

ドコモ au ソフトバンク 楽天モバイル
端末価格 138,380円 137,295円 138,240 円 117,800円
残価 68,640円(49.6%) 63,120円(45.9%) - -
利用料金 - - - 3,300円
負担金① 69,740円〜 74,175円〜 69,120円〜 62,196円〜
特典② 早期利用特典:700/月 スマホトクするボーナス:6,865円相当 - ポイント還元:5,000円相当
実質負担金①-② 54,340円〜
※1ヶ月目に利用した場合
67,310円〜 69,120円〜 57,196円〜

※MNPの場合、さらに20,000円程度の割引あり

iPhone 13(128GB)の場合、楽天モバイルが最安です。
iPhoneの他の機種についても、端末価格がApple Storeと同等で安い楽天モバイルがお得な傾向にあります。

Xperia 1 IVの場合

Androidスマホの一例として、「Xperia 1 IV」の負担金を見てみましょう。

ドコモ au ソフトバンク
端末価格 190,872円 192,930円 199,440円
残価 80,520円(42.1%) 81,840円(42.4%) -
利用料金 - - -
負担金① 110,352円 111,090円 99,720円
特典② 早期利用特典:1,100/月 スマホトクするボーナス:6,865円相当 -
実質負担金①-② 86,152円〜
※1ヶ月目に利用した場合
104,225円 99,720円

※MNPの場合、さらに20,000円程度の割引あり

Xperia 1 IVの場合、ソフトバンクが最安です。

Androidスマホは比較的値崩れしやすく、残価が低め(4割前後)に設定される傾向にあります。
他のAndroidスマホについても、最大半額(5割)免除されるソフトバンクが有利と言えるでしょう。

端末購入プログラムの罠|デメリットも確認しておこう

最新機種をお得手に入れられる端末購入プログラムですが、いくつか注意点もあります。

  • 端末が手元に残らない
  • お得になるとは限らない
  • 分割払いに審査が必要
  • 追加で費用が発生する場合がある
  • 電波がつながりづらい可能性がある(Androidスマホの場合)

それぞれ詳しく見てみましょう。

端末が手元に残らない

端末購入プログラムを利用するには、端末を返却する必要があります。
感覚的には「購入」というより「レンタル」に近いため、端末を所有したい方には向きません。

お得になるとは限らない

状況によっては、端末購入プログラムを利用しないほうがお得になることがあります。

たとえば大手キャリアから発売されるiPhoneは、Apple Storeより割高です。
端末は大手キャリア以外で購入して、機種変更するタイミングで買取りに出したほうが、負担を抑えられる可能性があります。

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分割払いに審査が必要

端末購入プログラムを利用する場合も、通常の分割払いと同じように審査があります。
一般的に端末価格が10万円を超えると審査が厳しくなると言われており、端末購入プログラムを利用したくてもできない場合も考えられます。

追加で費用が発生する場合がある

端末購入プログラムの利用で残債が免除されるのは、端末が問題なく使用できる場合に限ります。
端末が破損・故障している場合は、追加で料金が発生します。

補償サービス
あり なし
ドコモ 2,200円 22,000円
au iPhone:公式サイトに記載なし
Androidスマホ:2,200円
22,000円
ソフトバンク iPhone:3,740円〜12,980円
Androidスマホ:5,000円
22,000円
楽天モバイル 事前に修理や交換サービスを利用 22,000円
「端末が初期化できない」、「端末のIMEI(製造番号)が確認できない」などに該当する場合、プログラムを利用できない場合があります。

電波がつながりづらい可能性がある(Androidスマホの場合)

Androidスマホの場合、端末の購入元と利用するキャリア回線の組み合わせによっては、電波がつながりづらい可能性があります。
端末の購入元によって、端末の仕様(対応バンド)が異なる場合があるからです。

対応バンドについては、下記の記事からご覧いただけます。

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iPhoneの場合は、日本国内で販売されているモデルがすべて同じで、キャリアごとの違いはありません。

また端末と通信会社の組み合わせによっては、正常に動作しない場合があります。
格安SIMを利用する場合は、動作確認端末も忘れずにチェックしておきましょう。

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【まとめ】端末購入プログラムはこんな場合におすすめ!

端末購入プログラムは、

  • 「最新機種をお得に手に入れたい」
  • 「2年程度で機種変更したい」

という方におすすめです。

プログラムを利用するか否かはあとから決められるので、キャリアで端末を購入する場合、とりあえず加入しておいて損はないでしょう。

一方で、用途や目的によっては、キャリア以外の場所で端末を購入したほうがいい場合もあります。

  • 「最新機種は必要ない」
  • 「よりお得に端末を手に入れたい」

という方は、中古スマホも検討されてみてください。

おすすめの中古スマホは、下記の記事からご覧いただけます。

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