子どものスマホ利用が不安？ 保護者のよくある5つの悩みと対策まとめ
子どもにスマホを持たせるとなると、SNSトラブルや使い過ぎなどが心配な親御さんは多いと思います。
この記事では、よくある悩みと対策をまとめて紹介していきます！
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子どもにスマホを持たせる不安は当たり前!?
スマホは子どもたちにとっても身近な存在ですが、子どものスマホ利用にリスクがあることも事実です。
保護者が子どもにスマホを持たせることに不安を感じるのは、ごく自然なことだといえるでしょう。
SNSトラブルに限らず、スマホ依存や過度な課金、持たせるタイミング、スマホリテラシーの教え方など、保護者の悩みは尽きません。
ここでは、保護者のよくある悩みを中心に、今日からできる対策を紹介します。
悩み①｜インターネットやSNSのトラブルが心配
有害コンテンツの閲覧やSNSトラブルは、保護者がとくに不安に感じるポイントです。
対策としては、フィルタリングなどで適切に制限をかけつつ、親子で適切なインターネットの使い方を共有することが有効です。
フィルタリングを活用する
フィルタリングを活用することで、有害コンテンツをブロックしたり、利用できるサイトやアプリを制限したりできます。
ネット上の広告などを経由して意図せず有害コンテンツにアクセスしてしまうこともあるので、子どもにスマホを渡す前に必ずフィルタリングを設定しておきましょう。
iPhone/Androidスマホで利用できるフィルタリングサービスは、下記の記事からご覧いただけます。
子どもの安全なスマホ利用のために！必ず設定したい「フィルタリング」とは | にこスマ通信
親子で注意点を共有する
インターネットやSNS利用時の注意点を、親子で共有することも大事です。
- 個人が特定できる情報を公開しない
- 誹謗中傷はしない
- 知らない人とは関わらない
下記のページでは、スマホやインターネットのよくあるトラブルや注意点が確認できます。
悩み②｜スマホ依存や使いすぎが心配
モバイル社会研究所の「小中学生のネット終了時間に関する調査」によると、小中学生がネットの利用を終了する時間は、2018年から2022年の4年間で20分前後遅くなっています。
スマホの使い過ぎは、スマホ依存や学力・視力の低下など、さまざまな問題に繋がる可能性があります。
スマホの使い過ぎを防ぐためには、あらかじめルールを決めたうえで、ペアレンタルコントロールによって利用時間に制限を設けることが有効です。
利用時間を決める
子どもにスマホを渡す前に、「スマホは夜8時まで」、「1日2時間まで」など、時間帯や利用時間でルールを決めておきましょう。
スマホルールの作り方は、下記の記事からご覧いただけます。
子どもとのスマホルールのつくり方｜親子で考える決め方・工夫・便利ツール
ペアレンタルコントロールで制限する
ペアレンタルコントロールとは、保護者が子どものスマートフォンなどの利用を制限・管理できる機能です。
どんなに子どもがルールを守るよう心がけていても、ときには破ってしまうこともあると思います。
ペアレンタルコントロール機能によって利用時間に制限を設けることで、より確実にスマホの使い過ぎを防ぐことができます。
ペアレンタルコントロールの詳細は、下記の記事からご覧いただけます。
子どものスマホ、どう制限する？親が知っておきたいペアレンタルコントロールとは
悩み③｜アプリの購入や課金が心配
国民生活センターには、子どものオンラインゲームに関する相談が多く寄せられており、とくに課金に関する悩みが目立ちます。
スマホの金銭トラブルを防ぐためには、お金に関するルールを決めたうえで、保護者の承認制にすることが有効です。
お金の使い方を決める
アプリの購入やゲーム課金を許可する場合は、「お小遣いの範囲で」、「1ヶ月500円まで」など、使える金額を明確に決めておくことが大事です。
関連記事：
子どもとのスマホルールのつくり方｜親子で考える決め方・工夫・便利ツール
保護者の承認制にする
お金に関するルールを決めても、守れないことがあったり、子ども自身よく分からないまま購入・課金をしてしまう可能性があるため、ペアレンタルコントロールによって保護者の承認が必要な設定にしておくと安心です。
関連記事：
子どものスマホ、どう制限する？親が知っておきたいペアレンタルコントロールとは
悩み④｜スマホを持たせるタイミングはいつ？
モバイル社会研究所の「子どものスマホ所有タイミングに関する調査」によると、2024年11月時点で、子どもがスマホを持ち始める平均年齢は10.3歳で、最も多い年齢は12歳です。
上記はあくまで目安で、家庭によって最適なタイミングは異なります。
必要性を感じたタイミングで持たせる
子どもとの連絡や見守りの必要性を感じるようになったら、スマホを持たせる一つのタイミングといえます。
- 遠方の学校や塾、習い事に通い始めた
- 友だちと遠出することが増えた
キッズ携帯から始める選択肢も
子どもとの連絡と見守りのみであれば、キッズ携帯（キッズケータイ）から始めてみてもよいでしょう。
キッズ携帯は利用できる機能が限られているため、スマホにまつわる多くのトラブルに巻き込まれにくいメリットがあります。
またペアレンタルコントロールを活用すれば、一般的なスマートフォンでも、使えるアプリを限定するなどして、キッズ携帯に近い感覚で利用することもできます。
関連記事：
子どものスマホ、どう制限する？親が知っておきたいペアレンタルコントロールとは
悩み⑤｜子どものスマホリテラシーはどう高めればいいの？
モバイル社会研究所の「子どもにスマホの使い方を教えるときの不安に関する調査」によると、安全な使い方やお金の使い方、時間管理の方法などを教えることに不安を感じている親御さんが多いことが分かりました。
ルールやペアレンタルコントロールによって制限を設けることは大事ですが、より安全にスマホを活用するためには、子ども自身のスマホに対するリテラシーを高めていく必要があります。
親子で一緒に学ぶ
スマホ利用においては、予期せぬ形でトラブルに巻き込まれる可能性があります。
先にも紹介したとおり、あらかじめよくあるトラブルのパターンや対処法を、親子で共有しておくとよいでしょう。
関連記事：
子どもとのスマホルールのつくり方｜親子で考える決め方・工夫・便利ツール
スマホを使いながら理解を深めていく
実際にスマホを使いながら、正しい使い方を学んでいくことも大事です。
ペアレンタルコントロールやフィルタリングによって、最初は使える機能を限定し、子どもの理解に合わせて、少しずつ自由度を高めていくとよいでしょう。
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まとめ
子どものスマホ利用にあたって不安はつきものですが、その多くは、適切なルールやペアレンタルコントロールによる制限で対処できます。
ぜひ今回紹介した内容を実践してみてください！
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親子であんしん！子どものスマホデビュー入門ガイド | にこスマ通信
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