中古iPhoneの購入に必読!確認すべき5つのポイントと確認方法をご紹介
格安で購入できることが魅力の中古iPhone。上手に購入できれば、端末代金を大幅に抑えることが可能です。
この記事では、中古iPhoneを購入する際に必ず確認しておきたい5つのポイントや買い替えのタイミングなど、中古iPhoneで失敗しないための方法をまとめて解説していきます。
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中古で購入するメリット
iPhoneを中古で購入するメリットは、やはり新品と比較して安価に購入できることです。
中古の価格帯は機種や状態によって異なりますが、通常よりも5,000円から15,000円ほどお得に入手できます。
2020年12月現在の価格相場は下記のとおりです。
発売年 | 機種 | Appleストア | 中古(目立った傷や汚れがないもの) |
2020年 | iPhone 12 | 85,800円~ | 約73,000円~ |
2020年 | iPhone SE(第2世代) | 44,800円~ | 約40,000円~ |
2019年 | iPhone 11 | 64,800円~ | 約60,000円~ |
2018年 | iPhone XS | - | 約43,000円~ |
2018年 | iPhone XR | 54,800円~ | 約40,000円~ |
2017年 | iPhone X | - | 約37,000円~ |
2017年 | iPhone 8 | - | 約23,000円~ |
2016年 | iPhone 7 | - | 約14,000円~ |
たとえば、2018年に発売されたiPhoneXR(64GB)は新品で購入すると54,800円ですが、中古相場は40,000円ほど。一般的に、発売から時間がたつほど価格差が大きくなります。
とはいえ、中古端末にもいくつか注意点があります。これから解説していくポイントを確認しながら、納得のいく一台を探してみてください。
これだけは確認したい!中古iPhoneのチェックポイント
iPhoneを中古で購入する際に、必ず確認しておきたいポイントを紹介していきます。
- バッテリー
- SIMロック
- 赤ロム
- アクティベーションロック
- その他の状態
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【確認項目1】バッテリー
中古のiPhoneを購入するうえでまず確認したいのが、バッテリー容量です。バッテリーは消耗品で、充電を繰り返すことで過ごしずつ容量が減少していきます。
iPhoneのバッテリーは、フル充電サイクルを500回繰り返しても80%の容量を維持するように設計されています。フル充電サイクルとは、バッテリー残量が0%になるまで使用した後100%になるまで充電すること。たとえば、バッテリー残量が50%になるまで使用した後100%まで充電した場合は0.5サイクルとしてカウントします。
使用状況にもよりますが、発売から2年ほど経つと、体感でも電池の減りの速さを実感できるようになる場面が増えてきます。バッテリーが劣化すると使用できる時間が短くなるだけでなく、ピークパフォーマンスが低下して、動作がもっさりしてしまうことも。
可能であれば、購入前にバッテリー容量を確認しておくといいでしょう。
バッテリー状態の確認方法
iPhoneではバッテリーの最大容量を確認する方法は下記のとおりです。
「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態」>「バッテリーの最大容量」
バッテリーの最大容量が少なくなると、予期しないシャットダウンを防ぐために、「ピークパフォーマンス」が制限される場合があります。現在のパフォーマンスは、上記の画面にある「ピークパフォーマンス性能」で確認できます。
下記のように表示されていれば、バッテリーの劣化によるパフォーマンス制限はありません。
お使いのバッテリーは、現在、標準のピークパフォーマンスに対応しています。
バッテリー容量が著しく低下した場合は、「バッテリーの状態」画面に下記のように表示される場合もあります。
お使いのバッテリーは著しく劣化しています。Apple 正規サービスプロバイダでバッテリーを交換すると、最大限のパフォーマンスや容量を取り戻すことができます。
バッテリーの交換方法
バッテリーは、購入後に交換することもできます。交換方法は下記の2つ。
- 配送修理(オンライン手続き)
- 持ち込み修理
配送修理の場合は、Appleサポートに連絡し、iPhoneをAppleリペアセンターに送付します。持ち込み修理の場合は、AppleストアまたはApple正規サービスプロバイダ(カメラのキタムラやビックカメラなど)に持ち込みます。
詳しい手順は、下記のページをご確認ください。
Appleサポート
https://getsupport.apple.com/?caller=grl&locale=ja_JP
バッテリーの交換料金
バッテリーの交換料金は下記のとおりです。
AppleCare・ハードウェア保証対象 | AppleCare保証対象外 | |
|
無料 | 7,400円 |
上記以外のiPhone | 5,400円 |
前の所有者が新品で購入してから1年以内(またはAppleCareに加入していた場合は2年以内)であれば、バッテリー交換は無料です。
【確認項目2】SIMロック
通信キャリア(docomo・au・SoftBankなど)で購入されたiPhoneには、SIMロックがかかっているため、基本的には他の通信会社で利用することができません。例えば、ドコモのSIMロック解除が掛かっている場合、auやソフトバンク、もしくはau回線やソフトバンク回線を利用した格安SIM業者のSIMはモバイル通信をすることが出来ないので注意が必要です。
購入後にSIMロックを解除することもできますが、手続きにはいくつか条件(分割払いの場合は購入から100日以降など)があり手間もかかります。
異なるキャリアで利用したい場合は、「SIMフリー端末」か「SIMロック解除済みの端末」を選ぶといいでしょう。
またl、大手キャリアのSIMロックがかかっていると、格安SIMのテザリングができない場合があると知っておきましょう。
テザリングに必要なAPNという設定ができなかったり、キャリアが変わってしまうと機能しないテザリングアプリがあったりするためです。
たとえばLINEモバイルでは、テザリングをするならSIMフリー端末を用意する必要があると、公式サイトに明記しています。
お使いになる格安SIMによって条件は変わりますので、公式サイトで確認してみるといいでしょう。不安であれば、SIMフリーのiPhoneを購入しておけば安心です。
【確認項目3】赤ロム
通信キャリアで購入された端末には、不正利用を防ぐために「ネットワーク利用制限」というシステムがあります。前の所有者が端末代金の支払を怠るなどのトラブルがあった場合、ネットワーク制限がかけられて通信できなくなることも。利用制限がかかって使えなくなってしまった端末は、通称「赤ロム」とよばれます。
とくにフリマアプリなど個人間でやり取りする場合は、トラブルを避けるため、購入前に必ずネットワーク利用制限状態を確認しておきましょう。端末の製造番号(IMEI)から簡単に調べることができます。
iPhoneのIMEI確認方法として2つの方法をご紹介します。
「設定」>「一般」>「情報」>「IMEI」
- 電話アプリを起動し、ダイヤル入力モードを開く
- 「*#06#」と入力する
- 「IMEI」という項目の下に表示された15桁の数字がIMEI番号です
ネットワーク利用制限を確認するには、各キャリアの確認ページにIMEIを入力します。
> docomo
http://nw-restriction.nttdocomo.co.jp/top.php
> au
https://my.au.com/cmn/WCV009001/WCE009001.hc
> SoftBank
https://ct11.my.softbank.jp/WBF/icv
判定結果は、「〇・△・×」で表示されます。それぞれの意味は下記のとおりです。
判定結果 | 意味 |
〇 | 端末代金の支払が完了していて正常に使用できます。 |
△ | 端末代金の支払が完了しておらず、将来的に×(赤ロム)になる可能性があります。 |
× | 赤ロムです。何らかのトラブルがあったため通信できません。 |
【確認項目4】アクティベーションロック
iPhoneには、万一紛失したり盗難にあったりしても第三者に使われないよう保護する「アクティベーションロック」という機能があります。iPhoneを初期化するだけではアクティベーションロックが解除されないため、「中古で購入したiPhoneにロックがかかっていて使用できない!」とトラブルになることも。
もしアクティベーションロックがかかった端末を購入してしまった場合の対処法は2つあります。
- 前の所有者にアカウント情報を入力してもらう
- iCloudから該当する端末を削除してもらう
前の所有者と連絡が取れない場合は端末が使えなくなってしまうので、購入前にアクティベーションロックの解除は済んでいるか確認しておくといいでしょう。
【確認項目5】その他の状態
可能であれば、
- 物理ボタン(電源ボタンや音量ボタン)は反応するか
- 充電できるか(Lightning端子が壊れていないか)
- スピーカーから音が出るか
など、商品の外観だけでなく実際に操作して状態を確認しておきましょう。
iPhone買い替えのタイミング
中古で購入したiPhoneは、どれくらいの期間使用できるのでしょうか?iPhoneを買い替える適切なタイミングを見てみましょう。
Apple公式ページによると、iPhoneの耐用年数は3年です。
1人目の所有者を基準にした使用年数を、macOSまたはtvOSを搭載したデバイスは4年、iOS、iPadOSまたはwatchOSを搭載したデバイスは3年にするモデルを採用しています。ほとんどのApple製品は耐用年数がこれよりも長く、多くの場合1人目の所有者から別のユーザーに譲渡または転売されるか、Appleによって回収されます。
(引用:https://www.apple.com/jp/environment/answers/)
ただし、Apple自身が認めるとおり、3年を超えても問題なく使用できる場合も多くあります。発売から5年ほど経つと最新のiOSが配信されなくなり、対応アプリも減ってくることから、「発売から5年前後が一つのタイミング」といえそうです。
まとめ
安さが魅力の中古iPhoneですが、いくつか注意点があります。この記事では、iPhoneを中古で購入する場合に確認しておきたいポイントを解説しました。
とくにフリマアプリなど個人間でやり取りする場合は、トラブルを未然に防ぐためにも、バッテリーの状態やネットワーク利用制限・アクティベーションロックの有無など、あらかじめ確認しておきましょう。
- 「一つひとつ確認するのは面倒!」
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